2012年3月25日日曜日

愛すべきスト様

やはり毎日ブログ書くって難しいですね。あまりの球の調子悪さに、ブログ書いたらネガティブモードに突入しそうだったので2日間控えました。毎日Upされている方を素直に尊敬(^-^ゞ


22日にコンディションが重い店で撞いたらボロボロ。2球連続で入れる事すら難しい状況。一日休んで、昨日普段のお店で撞いても、あまり状況変わらず。もう何が何だか分かりません。これ以上やると増々駄目になりそうだったので1hちょいで切り上げました。


という事で、ちょっと気分転換。昔の球’sを読み返してみました。2001年3月号。『ストリックランド&フィッシャー大分析』この号は愛すべきスト様のロングインタビューと、フォームの徹底分析が載っております。(フィッシャーはインタビューがメインでした)

2001年!ということはですよ、当然10年以上も昔。タイトルも『Cue's』では無く『球’s』ですね。この球’sが創刊されのが98年だったと思いますが、当時その内容の濃さに凄く驚いた物です。それがつい先日の様な感覚ですがね。。

写真や図解も沢山、プロの方達のお話満載。この雑誌のお陰でビリヤードが増々面白くなって行きました。

そしてこのR.ストリックランド特集!この方はパワフルかつスピーィディーなプレイスタイルと、自由奔放なお人柄で人気を誇る、ビリヤード界のスーパースターです。

最近『超人列伝』のアーカイブで、スト様のエキシビジョンの模様がUPされていたので拝見しましたが、相変わらずの大スター振りにワクワクしました!


・スト様が撞いてるテーブルでは、チョークが直ぐ無くなる⇒キューミスするとそのチョークをどっかにやるらしいww
・相手がジャンプキューを取り出すと、騒ぎ出すww
※理由として、ストリックランド本人はプレイキューでジャンプショットをする。またジャンプキューはレイズ等の空クッションが上手い選手に対して、失礼だという記事を見た事が有ります。ジャンプキュー=卑怯、と思われているのでしょう。
・相手が長くなりそうだと、タバコを吸いにその場を離れる。
・相手のフロックに対しては容赦無い口撃。自分のフロックには誇らしげ!
・簡単な配置だと、7番でOKを出す。


あの感情むき出しの態度はストロングスタイルのプロレスラーを思わせるスーパースター振りです。と、スト様の素敵過ぎるパフォーマンスについて書きましたが、久しぶりにプレイを見ると、もちろん凄い。凄すぎる。


あの人の撞く球って普通の球なの?って見ていて思います。スト様が撞く時だけ、ピンポン玉に変わってるんじゃないの(・_・??)球の真を正確に捉えているせいなのでしょう、球の動きが異常です。球がイキイキと動いてる様に見えます。でもビタっと止まるんだよなー。


テンポ良いリズム・相変わらず鋭いシュート力・イキイキした球の動き・ヒヤヒヤする態度!と何処をとっても楽しませてくれる、本物のプロフェッショナルですよね。栗林プロも解説中に『天才ですね!』という言葉を何回使われた事か。

本文には彼のストロークの解説が。(違反だと思いますが、球’s様の記事を一部使わせて頂きました。10年以上昔の記事だから大目に見て頂けるかな?)

ご自分のフォームについて、手のひらを上げるブリッジと、手を折りたたむストロークを上げてらっしゃいました。

このフォロースルー!ご自身も『このストロークをするプレイヤーには滅多に居ないけど』と書いてあったとおり、凄いストロークです。このストロークで毎回安定するとは!

この折りたたんでの一押しが、手球をパワフルかつ正確にとらえる事が出来る要因か?これは真似しようと思っても一般ピープルには無理でしょうけどねw


この強烈なストロークと同様に印象に残っている内容が、スト様が語るエフレン・レイズ。

彼とプレイするのが大好きだ/エフレンのせいで、システムを覚える必要に迫られた・でも彼は別のシステムを使っているようだがw/彼のタッチにはかなわない/彼と私の試合はプレースタイルが違うので見ている方も楽しいだろうね、等々。スト様をしてここ迄言わせるエフレン・レイズ!やっぱ神様やな~。


最後に、『私の事をうるさい奴だと思っている人が多いのは知っているが、私はこのゲームを心から愛している!そしてこの業界が良くなる為に色々と言いたい事をためらわずに言っている。』という内容のお言葉で締められておりました。


愛する!!!


だからこそ世界チャンピオンなんですよね。頭打たれました。

0 件のコメント:

コメントを投稿